Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2021.07.13

夏のボートクロダイ

6月下旬、横浜の海でボートのクロダイにチャレンジする機会があった。梅雨時期で週間天気予報はほとんど雨。しかし当日は運よく曇りで、釣りをするには暑くもなく最高の天気だった。

 

早朝4時くらいに東神奈川からシークロにて出船。キャプテンは、まずはトップでシーバスを狙うという。自分の中でトップは秋の釣りというイメージだったが、条件さえそろえば時間限定ながらいつでも釣れるらしい。7Xの10ft 7番(7100)で、オーバーヘッドで指示されたポイントに投げると開始まもなくドーンと水面に出た。それほど大きくはないシーバスがものすごいファイトをする。夏のシーバスは強い!正直この時点で釣りは満足してしまった。

 

夏シーバス

 

その後もシーバスを狙うも水面に飛び出ることはなかった。ただし1分くらい水面に置いていたフライにドバっと2回ほど出てフッキングには至らなかった。過去にも同じことは何度もあった。反応がない場合は長い間ほっておくと釣れることがある(出なかったら試してみてください、棚が深い場合は水面まで上がってくるのに時間が掛かるようです)。

 

クロダイ7X

 

その後、本命のクロダイに移行。着いたポイントでは目が慣れてくると、壁沿いに時折クロダイが見える。盛んに動いて餌を探しているようだ。同乗者がお手本でフライでの釣り方を見せてくれる。そしてほんのわずかな間にクロダイをさっと釣り上げた。重いフライ(1g強)をスロースピードで壁際ギリギリにL字のソフトプレゼンテーション(スピードアップすると壁に当たり跳ね返って壁から離れてしまうらしい)、あたりの出方、フッキング、と一連の内容を見ると実にアンダーハンド向きだと思った。

 

要領を頭に入れて初挑戦。数投でフライラインの先端に変化が。合わせるとクロダイだった!記念すべき1尾目はバラすことなくネットへ。本当に嬉しい1尾だった。実は行く前から釣れたら写真を撮ろうと万全の準備をしていた。 

 

クロダイランディング

 

その後も交代でクロダイをどんどん釣った。猛烈な引きでロッドは何度も曲がり素晴らしい時間を過ごした。

 

初クロダイ

クロダイ2尾目

 

最後にキビレを1尾追加して終了。とても楽しい釣りだった。この釣りは時期や潮、フライパターン、タックルとある程度精通した人に聞かないと自分ではできないと思った。(キャプテンに相談すれば、いいタイミングで釣りができます)

 

キビレ

 

【当日のタックル】

ロッド:LOOP 7X 7100-4MF、LOOPオプティコースト796
リール:LOOPオプティランナー、LOOPエヴォテックG4 6-8ブルー
ライン:OH&DシングルWF7F
リーダー・ティペット:フロロ1X
フライ:もらったフライ(実測1.1g)

 

近藤記

 


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