初めまして。群馬在住、2023年、2024年とご縁があり、ティムコ・トラウトモニターを務めている関根裕也と申します。主に地元河川の漁協がホームになります!今回のレポートでは、私の釣り体験と観察を共有させていただきます。
この日は家から40分ほどの場所。朝の8時頃ゆっくりスタート。地元の人が結構入る川なので、まず上流に車を止めて下流まで歩いて入渓。川に降りるまで、先に先行者が居たらまた車に戻らなければという変な緊張感だったのですが、この日は大丈夫でした。
私のパイロットルアーはまずラクス50Sのテネシーシャッド。もはやこれだけでも大丈夫じゃ無いかというくらいオールラウンドに扱えるミノーです。ゴールデンウィーク明けともあり相当スレているのかと思いきや、流れのやや早い場所から幸先よく山女魚がヒット。
その後も色々と魚のいない場所であれこれルアーを変えてどんなアプローチができるか、太い流れ、緩い流れそれぞれ最適なルアー選びができるようにじっくり試していきます。というのも先行者が居なければ途中から入渓できない為、ゆっくり独り占めできる贅沢な時間が流れます。
上流に進むにつれ、この時期は田んぼの取水で水量が圧倒的に無くなっていき、もはや堰堤の溜まりが頼りに。1投目ゴツンとアタリが出て、2投目でヒットしググッとドラグも出る。こんな川のあっては中々トルクのある虹鱒ですが、グラスロッド特有の粘りでバラさずに何とか釣れました。グラスロッドで虹鱒は本当にスリリングで楽しいです。
それからぽつらぽつら釣れるものの中々サイズが出ず、暑さで途中休んだりで昼近くに。もう退渓地点に差し掛かると流れが緩くいかにも魚が居なさそうなポイントに到着。ラクス50Sを投げるものの、反応が無いので回収・・・したのですが、「あれっ?」と中々いいサイズの山女魚がチェイスを目視。何回投げても手前まで追うものの、全くヒットまで至らない。
シンキングミノーは見慣れてるのか、フローティングのムックリ52Fを投げてみることに。すると明らかに追い方が変わる。面白いようにチェイスし、4投目にがっつりとベリーに食いつく。アイラインまでサビ色の美しいパーマークの残る山女魚。この1匹で全て報われた思いに。帰りは暑さもありましたが良い山女魚が釣れたのでカメラを出して色々な写真を撮って帰路につきました。楽しい時間を過ごせたおかげであっという間に車に到着。
渓流は私にとってリラックスできる場所であり、釣りを通じて自然と向き合う貴重な体験を重ねています。地元の漁協での釣りも、日常の喧騒から離れ、自然と触れ合う貴重な時間となっています。これからも、釣りを通じて自然環境の変化や魚の生態を観察し、その記録を大切にしていきたいと考えています。
【タックル】
ロッド:フェンウィック FS49CUL-3J "Glass High"
リール:五十鈴工業
ライン:PE0.6号
リーダー:ナイロン4lb
使用ルアー:ラウド45S、ラクス50S、ムックリ52F 他