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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 岡山Part20 塩見友広 「NBCチャプター旭川ダム第1戦」

2014.05.15

岡山Part20 塩見友広 「NBCチャプター旭川ダム第1戦」

4月27日に開催されたNBCチャプター旭川ダム第1戦に参戦して来ました。開催地は岡山県北部に位地する旭川ダム。

旭川ダム-エリア・ルールMAPsam
 (クリックで拡大)

過去にはTOP50(ワールド戦含む)も何度か開催されたました。ですが、冠水植物の多さや急な水位変動など、状況把握の難しさから難攻不落のダム湖として全国的に有名になってしまったダム湖です。

現在の旭川ダムは、満水時よりも1m強の減水で安定していますが、旭川名物の冠水ジャングルには変わりはなく… このブッシュ地獄を嫌でも攻略しなければスポーニングシーズンの魚を手出来ないほどキーになる物です。

旭川ダム-水位

南部を流れる高梁川とは全く正反対の新芽が芽吹くブッシュ地獄。実はこの新芽が厄介者で、キャスト後のライン捌きを少しでもミスすると、柔らかい新芽にラインが食い込みルアーが落ちる事も回収する事も困難な状態に。このブッシュにボートで突っ込むと木々の花粉が…さらには直径15cm程の孵化したての毛虫ボールが…、羽虫の襲撃と… 気分的にイライラがつのってしまいます!

毎年の事ですが、ブッシュ地獄に慣れるまでは若干イライラしながら、前日練習で魚の状況を確認して回りました。ブッシュの周辺をウロつく太いメス単体・ペアーの個体・スポーン最中の個体などを各エリアバラバラに確認する事が出来ました。この確認出来た魚の数からして今年初旬の大雪の雪解けの影響からか、例年よりも約2週間ほど遅れてるような感じを受けました。

旭川ダム-ミーティング

本番当日は当日受付だったために最終フライト。前日に見ていたスポットはほぼ先行者に張り付かれ、行く所が無くアブレ組となり…。

朝一は水温が若干下がっていましたが、試合後半には水温上昇と風によってシャロ―ブッシュに魚が差して来る事を願って、前半は過去の思い出巡りに時間を費やしました。試合後半からは水温上昇を確認して前日にメスを確認していたエリアと、差して来やすいエリアをラン&ガンで予定通り走り回りまわりました。

そして、強風が吹き荒れだした頃、前日に太いメスの単体を見ていた上流域のジャングル内の水深1mほどの浮きゴミ下に前日と同じメスを発見。色々とアプローチをした結果、5gテキサスで口を使わす事に成功! フッキングと同時に冠水植物群の中からTPMX610CMHJで気持ちよく一気に引き離し、落ち着いてネットイン!四方八方が冠水植物のジャングル中なので一気に引き剥がしたい時にはやはり、PMXシリーズの操作性とトルクを両立したブランクスは最適だと感じました。

結果、1本、2,190gで3位になる事が出来ました。

旭川ダム-1戦 2,190g

この第1戦で貴重な1本を獲る事が出来たので、年間が獲れるよう頑張ります。

タックルデータ
ロッド:PMX TPMX610CMHJ
ライン:フロロ12lb
ルアー・リグ:5gテキサスリグ

偏光サングラス:ワンエイティマッハ・スーパーライトグレー
冠水植物群の表側から内部をサイトする際「スーパーライトグレーレンズ」のような明るい自然の色で見れるカラーレンズが適しているというのが自論です。「明るい所」から「暗い所」を見るには最適でストレスなく見れました。もちろん冠水植物群(ジャングル)内の暗い所でのサイトでもストレス無しで行うことができました。

 

 


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