Bass Fishing記事 | ティムコ

フィールドインフォ

Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 兵庫県南西部エリア 安達裕 「来春発売ダートパニック45、野池攻略」

2024.01.15

兵庫県南西部エリア 安達裕 「来春発売ダートパニック45、野池攻略」

皆様、こんにちは!ティムコフィールドスタッフの安達です。今冬は暖冬気味でしたが、昨年末の寒波で一気に季節は冬になりましたね。バスはボトムに張り付き、移動範囲は極めて狭くなります。食欲はなく、体力を温存し、厳しい季節を生き残ることが最優先になります。そんな厳しい季節ですが、来春発売するPDLダートパニック45のサンプルが届きました。ハイシーズン、ボートによるライブサイトで劇的な釣果を叩き出しているこのルアーを用い、真冬の激シブ野池でテストしてきました。

 

写真1

 

一見、普通のジグヘッドの様ですが、ポイントはとがったヘッド形状と、その後方にあるアイ。この位置にアイがあることで、ヘッドの直進性が奪われ、ロッドアクションを入力することで、左右に大きくダートします。ルアーを捕食するバスに対して、目線から大きくそらすことで、「不確定なものを確認したい」「逃げられる」といった、捕食側の本能にスイッチを入れることができます。スローな食わせの対極にあり、ゆっくり見せても食わないバスに対してリアクションバイトを誘発させます。

 

写真2

 

とはいえ、テストするのは冬の野池。真っ先にイメージしたのはメタルバイブレーションの代用。ロッドを大きく上下させます。二回しゃくって、二秒ほどステイ。これの繰り返しで非常にシンプルな釣り方。メタルバイブの場合、ロッドをリフトする際はルアーが水をつかみ直進あるのみ。フォール時のみイレギュラー(ダート)になります。ダートパニック45は、リフトの時も左右に大きくダートし、フォールの時も左右に大きくダートします。これにより、メタルバイブより広範囲にバスを探すことができます。

写真3

 

水深1.5mの激浅フィールド。上下のストロークがない事に加え、ルアー回収角度が緩い。これが心配でしたが、ダートパニック45は想像以上に入力に対して水を掴み、左右に大きくダートしてくれました。沖に大遠投し、釣り始めて二投目・・・。フィールドからの答えは一瞬でした。バイトは決まってボトムに着底した瞬間。一時間ほどの釣行でしたが、あっさり6本釣ることができました。サンプルの持ち合わせはたった一個でしたが、エラストマー素材であるが故に、破損もなく、ワームのズレも全くありませんでした。

 

写真5

 

最後になりますが、この釣りはサイト時の目の前高速ジャークに非常に似ています。通常のルアー(リグ)では左右への逃がしが一般的ですが、ダートパニック45は上下左右への逃がしが可能。海のワインド釣法をバス仕様に置き換えられた、全く新しい釣り方です。今回は冬のリアクションバイトについて説明しましたが、ハイシーズンの喰い渋ったバスにも効果的です!来春発売なので、是非とも店頭で手に取って、フィールドに向かって新しい釣り方を体感してくださいね!!

 

ロッド:フェンウィック・LINKS-CT60SULP+J "Critter Stick"
ルアー:PDL ダートパニック45
ライン:PE0.3号(リーダー4lb)

 


Like
フィールドインフォ:最新記事