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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 兵庫県南西部エリアPart22 安達裕 「初冬の激タフ野池、フェンウィックテクナPMXで攻略!」

2015.12.16

兵庫県南西部エリアPart22 安達裕 「初冬の激タフ野池、フェンウィックテクナPMXで攻略!」

皆様こんにちは!フィールドスタッフの安達裕です。

 

いよいよ12月に突入しました。最もバス釣りが難しい「冬」がやってきました。今年の関西地方は、秋の期間が長く、11月下旬まで暖かい日が続きました。しかし12月に入ると朝の冷え込みは厳しくなり、同時に水温も急低下・・・。巻き物で良い思いをしても、急激に冷え込むと翌週全くバイトがなくなるなんて当たり前。季節の移り変わりの時期なので、フィールド選択やルアー選択は重要なキーとなります。

 

訪れたのは12月中旬の某小規模野池。急激な水温低下に加え、前日に季節外れの大雨が降りました。普通でも難しい状況なのに、水が入れ替わった最悪条件・・・。更に水質はクリアーからマッディに変わりフィールドは超タフコンディションへと変貌。はじめに3/8ozのスピーナーベイトからチャックを入れますが全く反応がありません。ウィードの場所も見えないので記憶を頼りにそれらしいスポットにライトリグを投入するが全くの無反応・・・。これは大苦戦だ!

 

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このフィールドは周囲にアシ系の植物が茂っており、ショアラインには良質のウィードが点在しています。よく観察しているとショアの水生植物の浄化作用で水質がクリアになっているではないか!

 

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この状況で選んだロッドは、フェンウィックテクナPMX・TPMX66CMJ。最近お気に入りの一本です!巻いて良し!撃って良し!の万能ロッドです。丁度、テクナGPとゴールデンウィングとの中間的な存在で、金属的信号を伝達してくれるのと、強靭なトルクを持ち合わせているハイパフォーマンスロッドです!野池で釣りをする場合、ロッドの本数が限られます。しかし、このロッドさえ持っていればスピナーベイトやクランク、更にはジグやテキサスリグまでこなせます。

 

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そして、もう一つ感じているのがキャスタビリティの高さです。ルアーの重量をロッドのベリーとバットに乗せキャスト!その瞬間テクナPMXの復元力が加わると、ルアーをより遠くより正確に運んでくれます!キャストしていて本当に気持ちがいい!選択したルアーは1/4ozテキサスリグにフラッピンホッグ。ピッチングで手返しよくアシ際を撃っていきます。そして待望のバイトが!!ボトムについてワンアクションで喰ってきました!!水質悪化と水温低下でショアラインの条件が良いところにバスはいましたね。

 

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その後、同じ釣り方でもう一本追加して終了となりました。春の三寒四温最中のバス釣りも難しいが、今回のような冬の水温急低下と水質悪化も同様に難しい!もう少し季節が進行し、水温低下状態が続く方が安定して釣れると思います。こうなれば少しでも水温上昇条件を見つけ出すことがバスへの近道ですよ!冬だからといって家に閉じこもらず、貴重な一本を仕留め、ハイシーズンでは味わえない「感動」を手にしてくださいね!!

 

 


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