今回はNBCチャプター西日本チャンピオンシップの模様を詳しくプラクティスと本番に分けてリポートします。
【前日プラクティクス】
水温は先週が16度～18度台。一週間経って朝の水温14度台にまで下がり気になるのが奴らの存在。 奴らとは…アユの事。鮎の産卵は、日の最高水温が18度～16度で産卵し、鮭と同じように力尽きて「落ち鮎」として流され海へ流れ落ちて一生を終え行くようです。朝の水温が14℃…。落ち鮎まみれだとしたら１週間前のプラはオールリセットして新たに日替わりパターンを探して回らないといけないので、急いで落ち鮎の有無を確認しないといけないって事で、一気にトーナメントエリア最上流域へ！
入ってみると…、そこは落ち鮎まみれ！ではなくて、プラクティクスの選手とプライベイトの方とオカッパリの人まみれ！やっぱり落ち鮎が入ってフィーバーなのかと恐る恐る見て回るが…。落ち鮎の「落」の字も無く、ただ単に人が多く、先週までのサイトの魚もプレッシャーからか激減。すぐに、先週のプラで1,800ｇを頭に釣った藍住大橋下流のアシエリアに入ると、先週よりも数・サイズ共に沢山のバスの存在がサイトで確認出来たのでエリアキープ。対岸で他選手の行動を見てもほぼノーマークな感じ…、なのか、あえて触らないのか…。
中流と下流が気になったので三ツ合堰周辺～新高橋までをサイトで見て回ると、先週と全く同じエリアポジションにバスのを確認。中下流に走り、１週間前にジャークベイトがウィードにスタックして群れで追って来た馬詰橋周辺フラットに入って何気にスイムベイトを捨てキャストして、適当に巻いていると…。
1kgジャストサイズが食っちゃった！（ロッド：GW68CMP+J） フックが付いていたら掛かってしまうので、フック レスで巻くと多分バイト？てのが数回。落ち鮎も居る様子も無く、１週間前のプラがそのまま通用しているので、下流のコンディションの悪い魚が多いであろうエリアを消去法の為にジャークベイトで流すと…
４キャストで800gと500gが…。（ロッド：TPMX65CMP+J）捨てるつもりがもったいなくなってエリアキープ(笑)。その後は、魚確認の為に中流と上流で人の動きと魚のポジションをサイトで再確認して前日プラクティクスは終えました。手応えとしては十分過ぎる程の感覚で、他選手の行動とポジションを見ても自分の釣りとは違うのと、聞こえて来る周りの状況（大半は嘘か？）の景気からして、一番自分が勝てるパターンを持っているのだと自信をもっていました。前日までは…。
プランとしては：
8：00～9：00（水位－10～－10減）
第一候補：藍住大橋下流の反転流絡＆ブレイクラインの寄ったアシ周り。
・朝イチのモーニングバイトと、朝日によってアシの影が長い時間帯にスイムベイト＆ジャーク。ベイトでブレイクライン上のストラクチャーに浮く黒い太い魚を獲る。
スイムベイト：GW68CMP+J、ジャークベイト：TPMX65CMP+J
・日が上ると、アシ根元エグレ・アマ藻の塊下をスティックベイトバックスライドとシャッドテールのジカリグ打ち。
スティックベイトバックスライド：GW68CMP+J、シャッドテールジカリグ：GW610CMHP+J
9：15～10：00（水位0～0）
第二候補：三ツ合周辺～新高橋上流パラアシ周辺。
・スイムベイトで広範囲にロングアプローチ。
スイムベイト：GW68CMP+J
・接近戦でライトリグ。
ネコリグ0.6g～0.9g：GW60CULJ、ノーシンカー、スモラバ：GW60SLJ
10：15～11：00（水位0～0）
第三候補：馬詰周辺フラット＆石積をランガン。
・ジャークベイトとスイムベイトで巻き倒し。
スイムベイト：GW68CMP+J、ジャークベイト：TPMX65CMP+J
11：15～13：00（水位0～－10減）
様子を見て…水位－３０～－４０㎝まで落ちた頃に朝イチの藍住大橋下流エリアへ。
13：00（水位－10～＋10増）帰着ギリギリまでスロープ上のライトリグ。（水位増のため、普段はカレントが強すぎるエリア中心に）
ネコリグ・ジグヘッドワッキー：GW60CULJ、ノーシンカー・スモラバ：GW60SLJ
この４つのエリアプラン+αで本戦に挑むと決めて就寝。いざ本番へ。
