皆様こんにちは！ラガーことティムコ フィールドスタッフの藤原です。チャプター津風呂湖第1戦に参戦し、優勝することが出来たので、そのご報告と大会のレポートをさせていただきます。
水中の季節も春に移行し、多くのバスがシャローへ差していました。直前プラクティスでも、シャローでの反応があったので、もちろんのことながら大会当日はシャローゲーム一択です。この日のメインは春の定番でもあるミッドストローリング（以下、ミドスト）。場所はあまり決めずに、湖全体でバスがシャローに上がってくる可能性のある岬と、その周辺のシャローをミドスト攻めていきます。
ポイントへ到着してしばらくすると、フェンウィックACES64SULJ "Mid Strolling Special"にミドスト特有の突如ロッドがシェイク出来なくなる重くなるだけのバイトが！ロッドパワーで主導権を握らせる事も殆ど無く、1キロ程のナイスキーパーをキャッチ。使用したルアーはPDLスーパーリビングフィッシュ4ECO。ミドストの定番ワームですね。ローリング時のフラッシングとローリングの妨げにならないギリギリの大きさと薄さに設計をされたフィンテールのアクションがバスを魅了します。ジグヘッドのウェイトは0.9gで、水深約1mから3mまでをゆっくり引いてくる時に最適なセッティングになります。
今回、使用したカラーはホログラムピンクなのですが、ワカサギをシャローで捕食するバスに対して、このカラーが神がかる時があり、ワカサギレイクでもある津風呂湖では、このカラーを溺愛しているアングラーがとても多いです。近年、ワカサギレイクが増えてきていますが、特にクリアな水質のフィールドに対しては、とても有効なカラーだと思います。お店で見つけたら、是非チェックして下さいね！
その後は、別の筋の上流へ移動するも先行者がいたので諦め、最下流域の岬をランガンすることに。終了1時間前、この岬と隣の岬で今日は終わりかなと思い、グリマー7を岬に対して横切るように少し沖をトレースしているとバイトがあり1キロ程のナイスキーパーをキャッチ。隣の岬に移動し、同じようなコースにグリマー7をトレースすると、、、またバイト！何度か走られヒヤヒヤしましたが、ロッドに全てを託し、約4分間の格闘の上、軽く2キロは超えているキッカーフィッシュをキャッチできました。終了15分前の出来事でした。
津風呂湖にはワカサギとは別に、今年は氷魚が多くいるので、グリマー7のカラーは氷魚に似たカラーであるシラウオをセレクトしました。スーパーリビングフィッシュはワカサギ系カラー、グリマー7はシラウオ、その様な使い分けですね。グリマー7は、テールにティンセルフックを搭載しているので、キスバイトもフックアップさせることができます。吸い込む力が弱くルアーが口に入りきらないような時期には有効なルアーです。今回キャッチした2本目、3本目は、テールフック1本しか上顎に刺さっていなかったので、グリマー7だからこそキャッチできたバスだと思っています。
結果は、3本で4060gと参加者の中では、唯一の4キロ台で優勝する事が出来ました。今回は、タックル達に助けてもらった大会になりました。まだ、シーズンは始まったばかりなので気を抜かず、信頼のタックル達と、もっと頑張りたいと思います。
【タックルデータ1】
ロッド：フェンウィックACES64SULJ "Mid Strolling Special"。
ルアー：PDLスーパーリビングフィッシュ4ECO（ホログラムピンク）
ライン：フロロ3lb
リール：2500番ハイギアスピニング
【タックルデータ2】
ロッド：フェンウィックTPMX66SLJ "Power Mid Strolling Special"
※今回は、フェンウィックTPMX66SLJ "Power Mid Strolling Special"でしたが、現在ではこのTPMX66SLJをベースに、チューニングを施されたACES66SLJ"Mid Strolling Special"がリリースされています。更なる軽さと巻き感度を伴いながら最上のミドスト感を伴ったロッドに仕上がっており、実は私も試合後にこのロッドをオーダーさせて頂きました。
ルアー：グリマー7（シラウオ）
ライン：フロロ4lb
リール：2500番ハイギアスピニング
ウェア：フォックスファイヤー ディメンションDSカモジャケット・ディメンションDSカモパンツ
