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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 兵庫県南西部エリアPart42 安達裕 「ACES70CLP+J “BFS”を用いたサイトフィッシング」

2019.05.08

兵庫県南西部エリアPart42 安達裕 「ACES70CLP+J “BFS”を用いたサイトフィッシング」

皆様、こんにちは。ティムコ フィールドスタッフの安達です。5月に入りようやく暖かくなってきました。今年の兵庫は暖冬と思いきや3月に入ると寒い日が続きました。バス達はスポーンを意識し一旦シャローに差しかけましたが、寒波襲来でまた深場へと姿を消し、水温や水圧の変化によってバスの活性は低下。季節の進行が遅れたことが例年通りの季節感で釣れない大きな要因の一つでしょう。

 

さてさて、季節は春本番。初夏を思わせる汗ばむ陽気。訪れたのは大潮が絡む小規模河川。ようやくシャローにデカバスが差してきました。このフィールドは毎年3月下旬にプリスポーンの個体が差してくるのだが、前述のとおり今年は季節の進行が一か月は遅れていますね。

 

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目の前には無数のプリスポーンバス。この時期独特のゆっくりとした泳ぎでシャローを徘徊しています。餌を探しているのではなく、ペアとなるオスとの出会いを求めている感じ。産卵直前なので、激しい横の動きへの反応や、リアクションバイトは期待できない。キーになるのはルアーを一点で止めておくこと。水面・中層・ボトム、どこでも良いので「気になる存在」となることを意識しながらルアーを操ります。

 

この「一点で止めておく」、「気になる存在」を演出してやるのに最適なのが、私が考案した「フライングダウンショット」。最近メディアでも少しだけ取り上げられている例の釣り方。ダウンショットリグがベースなのですが、最も特徴的なのは、リーダーを1m以上取ることです。

 

使用方法は大きく二つ。シンカーを何か(岸・岩・ウィード等)に引っ掛け、ロッドを立て「チョウチン釣り」をする。二つ目は、バスの進行方向に撃ち込み、長いリーダー分ノーシンカーリグの様に扱う。

 

この釣りで欠かせないのが、ベイトフィネスタックルです。チョウチン釣りの際、ロッドを縦に大きく揺らし、ルアーを左右に大きく振らせたい。また、ピッチングで距離を稼ぎたいので、ロングロッドが必要となる。この条件を満たしている最適なロッドが今年フェンウィックACESシリーズからリリースされました!

 

それが、Fenwick ACES70CLP+J “Bait Finesse Special”。ラインはフロロ8lb、ルアーは発見されやすく見切られにくい「野良グモ」や「ビットバグ」の様な多足系ワーム。シンカーは1/4oz。ゆっくり泳ぐバスの進行方向数メートル先にキャスト。シンカーを岸やウィードに意図的に引っ掛け、ルアーとバスを上手くコンタクトさせてやります。ファーストコンタクトは絶対に「空中」。決してルアーを水に付けずに「気になる存在」として記憶させます。そこからは各々のバスの個体でルアーへの反応に癖がありますので、バスの挙動を目視しながら水面直下やスローフォールで誘いを掛けてバイトを誘発します。

 

この日はこの方法でサイトで発見したビッグバスを一網打尽!

 

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Fenwick ACES70CLP+J “Bait Finesse Special”は、ブランクにHI-STRENGTH ARAMID VEILを採用し、徹底的な軽量バランス化を図ることで7feetレングスとは思えないハンドリングの良さを実現しています。ベイトフィネスモデルならではの繊細さを損なうこと無く、トルクフルなバットパワーがあり、50cm以上のバスも余裕を持って完璧に捕ることができました!

 

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この「フライングダウンショット」はバスが泳いでいく先の地形や水深がといった条件がバッチリはまれば高確率で口を使ってきます!オカッパリでも十分活躍するテクニックなので、是非Fenwick ACES70CLP+J “Bait Finesse Special”片手に見えバスが居るフィールドで試してみてくださいね!

 

【タックルデータ】

ロッド:Fenwick ACES70CLP+J “Bait Finesse Special”
リール:ベイトフィネスリール
ライン:SUNLINE FC-SNIPER INVISIBLE 8lb
ルアー:野良グモ、ビットバグ等の多足系ワーム
偏光:サイトマスター キネティック イーズグリーンシルバーミラー

 

 


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