皆さんこんにちは。ティムコフィールドスタッフの宮腰です。4月27日(土)野尻湖解禁～10連休と、あっという間に1ヶ月が過ぎましたが、清々しく釣りに行くのにいい季節になってきましたね。
さて、6月2日に野尻湖に行ってきましたが、現在の野尻湖はスポーニングも終盤になり、アフターも少しずつ釣れ始めている状況です。今後はディープフラットのバスが多くなり、本格的なベイトフィッシュパターンに移行して行きますが、こうなると新製品のクリーピーミノー2.7、クリーピーチューブと出番が増えると予想されます。そこで今回は新製品のルアー＆ロッドについて、使用したリグを含めて紹介したいと思います。
まずは今シーズン発売のフェンウィックLINKS56SLJです。個人的には主にネコリグで使用する事が多いロッドですが、1年を通してボートのデッキからずっと外れる事がないぐらい使用頻度が多いです。
昨年発売のACES56SLJも同様に使用しますが、LINKS56SLJはやや弾性率を下げたマテリアルを使っており、同じ条件で使用した時にロッド全体で吸収するようなアクションになっています。キンキンに研ぎ澄まされたACESに対し、ややラインを緩めたシェイク等がやりやすく、同ナンバーながらまた違う個性を発揮する味付けになっていて、ACESとLINKSを使い分ける事で、より多彩なライトリグのバリエーションでアプローチすることが可能です。ハイテーパー化によって適正なバランスに調整されており、持ち重り感もないのでシェイク時も楽々です。
おすすめのリグですが、やはりネコリグで4inch前後のストレートワームに0.7～0.9gのネイルシンカーを入れて使ってみて下さい。その他にはダウンショットリグでも使用できますので、今シーズン発売のクリーピーミノー2.7と1.8g前後のダウンショットシンカーをセットしたリグもおすすめですよ。
ちなみにこの日はPDLスーパーフィネスクローラーに0.7gシンカーをセットしたネコリグで45cm前後の魚を数多くキャッチする事が出来ましたが、ビッグスモール特有の突っ込みを上手く吸収してくれて、楽々キャッチすることが出来ました。
次にご紹介するロッドはフェンウィックACES53SULJです。こちらのロッドも今年の新製品で、ネコリグと並び多用しているダウンショットで使用するロッドです。5feet3inchと近年では見たことがないぐらい超ショートロッドで、あの沢村選手が過酷なTop50サーキットを戦う上で、ディープフラットで釣り勝つ為に絶対に必要な性能！っと、こだわり抜いて作り上げたスペシャルなナンバーです。
その性能は使ってみて納得！短い分更に軽く繊細に、高弾性マテリアルでビルドアップされたACESならではのウルトラ高感度性能で、超攻撃的なライトリグロッドに仕上がっています！個人的にはダウンショット全般での使用となりますが、ネコリグでも問題なく使用出来ます。やはりおすすめは今シーズン発売のクリーピーミノー2.7や3inch程度の小型ワームをセットした1.3g前後のダウンショットリグでしょうか。
この日はクリーピーミノー2.7に1.3gのシンカーをセットしたダウンショットリグで使用しました。クリーピーミノー2.7のダウンショットはフックセット方法にいくつかのバリエーションがあるのですが、その方法についてはまた次の機会に詳しく記させて頂きます。
っと言った感じで、個人的に好きな釣りで使う事を前提に書いてみましたが、ショートロッドはボート用だけではなく、オカッパリで藪こぎする場合も狭い場所で取り回しも良く、利点が多いです。何より素晴らしい操作性と感度が得られ、一度使うと6フィートクラスのロッドが鈍重に感じられるほどです・・・この手のライトリグを使っていく上では、もう自分は戻れません(笑)
そんな感じでロッドもルアーも今年のティムコは新製品が目白押しですので、是非この機会に一度店頭で手に取ってみて下さいね！！最後に･･･スポーニング時期ですので、魚を釣ったらすぐに湖に返してあげてくださいね。それではまた！！
【タックルデータ】
ロッド：LINKS56SLJ
ルアー：フィネスクローラー
リグ：ネコリグ（0.7g）
リール：スピニング2500番
ライン：フロロ2.5lb
ロッド：ACES53SULJ
ルアー：クリーピーミノー2.7 (グリーンパンプキン、リアルワカサギ)
リグ：ダウンショットリグ（1.3g）
リール：スピニング2500番
ライン：フロロ2.5lb
