皆さん、こんにちは。野尻湖フィールドスタッフの宮腰です。今年は全国的な小雪暖冬で例年にないぐらい早いシーズンインとなっている方もいると思います。そんな自分も初バスを手にするべく、同じ北陸地区で石川県にあるドリームレイクさんにお邪魔して新製品を試してきましたので、レポートしたいと思います。
ドリームレイクさんは60m×30mのプール状の池に土管、竹杭などの様々なストラクチャーが絡む管理釣り場です。準備をしながら周りのアングラーの様子を見ていましたが、暖冬とはいえ2月下旬なので適当に投げて釣れるほど甘くはない印象でした。
そこで、まずはスローに探るために2020年新製品のクリーピーエッグ34をワッキー刺しにし、フックから15㎝ぐらいの所にシンカーをセットしたスプリットショットリグをキャスト。ロッドの上げ幅を少な目にして軽くリフト&フォールで誘うとすぐにバイト!! 使用したロッドはフェンウィックGW60SULJ。このロッドはソフトティップからしっかりとしたバットセクションに繋ぐ非常にスムースなテーパーを持っていて、リフト&フォール時のフックセットが気持ちよく決まります!
クリーピーエッグ34は1つで2つの使い方が可能ですが、今回は池の色が濁っていたので繋がっているツイン状態で使用。ワームの左右が重いことでフォール時に大きく水を動かして、濁った水の中でも存在感をしっかりアピール出来ている印象でした。ハイシーズンの野尻湖ではもう一つの使い方であるボディ半分をカットしてテールレスグラブとしての使用が効果的だと思いますので、そちらの釣果も楽しみです。
クリーピーエッグ34で何匹かバスをキャッチした後にこちらも2020新製品のクリーピーミノー1.5も使ってみました。こちらはフェンウィックACES56SLJでリーダー20㎝程度のダウンショットに2匹房掛けでリグってチャレンジしてみました。ACES56SLJはそのショートレングス故に優れた感度と指先の延長の様な仔細なアクション入力が魅力の一本です。細かなシェイクを入れて誘うとさっそく魚からの反応があり、その後もバイト連発!!
クリーピーミノー1.5は昨年発売されたクリーピーミノー2.7と比較するとマテリアルに張りを持たせた設計になっているので、メリハリあるキビキビしたアクションが特徴です。ダウンショットで緩急をつけたリアクション要素の釣りにもバッチリなディテールに作り込まれているので、こちらも早く野尻湖のスモールマウス狙いで使ってみたいですね!!
最後に…こちらは新製品ではありませんが、冬定番のメタルバイブも試してみました。池の底には根掛かりする様なストラクチャーがありますが、PDLバウンストレーサーにはノーズに大きなハーフラウンド形状のワイヤーガードが装備されているので、ディープクランクのリップと同じ様なスナッグレス性があり、根掛かりゼロでストレスなく攻める事が出来ました。
もちろん優れたスナッグレス性のみならず、三ヶ所のラインタイを使い分けることによって、タイトアクションからワイドアクションまで、ビビットなバイブレーションを発生してバスを引き付けます。泳ぎだしも早く、リフト&フォールでも優れた性能を発揮するルアーなので、是非試してみて下さいね。ちなみにこの日の最大魚はこのルアーで釣れたお魚さんでした(笑)
さて、こんな感じで新製品を試してみましたが、ラージマウスだけではなく、スモールスモールマウスにも期待出来るルアーに仕上がっています。今回紹介したクリーピーエッグ34及び クリーピーミノー1.5の発売は初夏(6月)予定となっていますので、発売を楽しみにしていて下さいね!また今回紹介した製品以外にも2020年の新製品が目白押しとなりますのでメーカーHPやSNSは要チェックです!新製品のみならず、イベント情報や魅力的なキャンペーンの告知などもありますので、是非覗いてみて下さいね!
【タックルデータ】
(タックル1)
ロッド:フェンウィック ゴールデンウィングGW60SULJ
リール:スピニング2500番
ライン:フロロ3.5lb
ルアー:クリーピーエッグ34 マス針ワッキー掛け(グリーンパンプキン、ワカサギフラッシュ)
リグ:スプリットショット(1.8g)
(タックル2)
ロッド:フェンウィック エイシス ACES56SLJ
リール:スピニング2500番
ライン:フロロ3.5lb
ルアー:クリーピーミノー1.5 マス針2匹房掛け(リアルワカサギ)
リグ:ダウンショットリグ(1.3g)
(タックル3)
ロッド:フェンウィック リンクス LINKS60CLJ "Bait Finesse Special"
リール:アルファス(KTF)
ライン:フロロ8lb
ルアー:バウンストレーサー 1/4oz(メタルアユ)