皆さんこんにちは。ティムコフィールドスタッフの塩見です。今回は岡山県西部に位置する一級河川「高梁川」での2021年春季状況をレポート致します。
まず始めに高梁川で行われているトーナメントエリアについての説明をいたします。高梁川で釣行可能なエリアは、高梁川流域最下流の潮止堰上流にある旧2号線橋脚(429号線 霞橋)から上流に向かって約5km(直線距離)範囲内が可能です。
遊漁券購入の必要は無く、足場も比較的よくオカッパリも可能なエリアも多いです。ボート釣行の場合は、船穂橋下 東岸の一般開放の無料スロープが利用可能です。釣行の際は必ず一般常識マナーを守り、高梁川ローカルルールを厳守しての釣行をお願いします。
ボート釣行の際に気を付ける点として、決まった航路内であっても非常に浅くエンジンを打ち付ける危険個所が多いうえに、西日本豪雨以降の大掛りな河川工事などによって航路が分かりにくくなってきていますので、初めての釣行の際は特に気を付けて走行してください。
高梁川の特長として、砂底底質で非常に浅い事が挙げられますが、最大水深が約7m前後の橋脚周りやアウトベンドのハードボトムに絡む岩などのストラクチャーが点在する箇所もあり、川の流れに左右され地形が年々単位で変化があります。水質はクリアーで水生植物は現在徐々に増えつつあり期待が出来る状況です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、2021年の初釣行が3月中旬頃でした。魚の状況としてはプリスポーンを意識してシャローエリアをフラフラしている状況。河川工事の影響で川の流心が遮られて変化があった事をヒントにエリアを絞り込み110mmミノーで2トゥイッチ1ポーズの基本アクションで攻めると幸先よく約1kgサイズのプリスポーナーをキャッチ出来ました!使用したロッドはFenwick GW68CMLJです。
GW68CMLJはキャスト・操作性・掛けてからの安心感から初春のジャークベイトには欠かせない存在となっています。この日は各エリアの状況も広く見て行きたかったのであまり一つのエリアで深追いしないで、沖合の沈みオダに狙いをシフト。ここでは、ボリュームのあるリンキンシャッド5 + 1/16ozジグヘッドリグにチェンジしてタイトに釣ると、ここでも約1kgのナイスサイズを追加することが出来ました。Fenwick GW64SLP+Jでの1本。
リンキンシャッド5 + 1/16ozジグヘッドリグのアクションは、枝に当たるまで軽くボトム感じながらのバンピングが基本で、枝を感じたらシェイク&ハングオフ。ボリュームとアクションで気付かせて喰わせていくイメージでした。
【タックルデータ】
ロッド:フェンウィックGW68CMLJ
リール:21ジリオン KTFダブルボールベアリング
ライン:東レ エクスレッドNS12ポンド
ルアー:110mmミノー
ロッド:フェンウィック GW64SLP+J
リール:イグジス2500
ライン:東レ エクスレッド5ポンド
ルアー・リグ:リンキンシャッド5 + 1/16ozジグヘッドリグ