皆さんこんにちは。野尻湖フィールドスタッフの宮腰です。2022年4月23日(土)の野尻湖解禁日、この日を待ちに待った釣り人も多かったのではないでしょうか。特に解禁直後は腹パンパンの大型スモールの引きを楽しめるので、妄想は膨らみます。
正直、春は苦手で何をしたらいいか分からない・・・。ミドストは釣れる気が全くしない・・・。などの意見が聞かれます。特に気まぐれなスモールマウスなので下手をすれば釣果『0』も珍しくなく、逆にコツが掴めば連続バイトも楽しめるのも春の魅力の一つです。そんな野尻湖解禁日(23日)と翌日(24日)に1時間ずつおかっぱりしてきましたので、使用したタックル、ルアー、ライン、アクションなどをご参考にして頂ければと思います。
ロッドについて
柔らか目のACES610SULP+J "Driftin'Special"をチョイス。(LINKS610SULP+J "Driftin'Special"でもOK) 理由としては向い合わせ要素が多い釣りなので、急なバイトにも確実に魚をキャッチ出来る点。加えてバイトが浅い時に針が外れるのを防ぐために、このロッドを使っています。向かい風やしっかり飛距離を出したい場合はACES70SLP+JまたはLINKS70SLP+Jを使用し、少し重めのジグヘッドで使用する事もあります。
ルアーとリグについて
今回はリンキンスイマー3”をセットしたジグヘッドのただ巻き。過去にも実績のあるワームですが、波動が強すぎず弱すぎずしっかり水中でアピールしてくれます。ボディーもファットなので比較的飛距離も出るのも嬉しいです。同様にフレキシーシャッド3”などもおすすめです。ちなみにジグヘッドの重さですが、0.9g~3.5gの間で使い分けていますが、おかっぱりだと殆ど1.3g~1.8gのジグヘッドで対応しています。
ラインについて
PE0.3~0.8号を使います。実はこれが一番の肝かも知れません。おかっぱりしていると思ったように遠くにルアーは飛んでくれません・・・。細いPEを使用すると飛距離は稼げますし、感度も上がりますので釣果を伸ばすには近道かも知れません。ただ、PEの取り扱い、リーダーの結び方でなかなか手が出ないと思っている方もいると思いますが、メリットの方が大きいので気になる方は導入を検討してはいかかでしょうか。ちなみにフロロカーボンを使う場合は2.5LB~3.0LBだとトラブルが少なく使いやすいです。
釣り方、アクションについて
『キャストしてすぐに巻く』もしくは『1回着底させてから巻く』でその日の魚のレンジやポジションを探しながらゆっくりリールを巻くだけです。その際は一定の水深をキープする様に意識しましょう。また春先のバイトは重くなるだけが多いので、キャスト後の竿とラインの角度は90度程度で保つようにすると手に出ないバイトも得れますので、是非お試し下さい。リンキンスイマー3”を用いたジグヘッドのただ巻きで短時間でしたが、アクティブな30~35センチ程のスモールマウスを4匹釣り上げる事が出来ました。大型連休を迎える野尻湖ですが、暫くはこの釣りで十分楽しめますので、初心者や春が苦手な方には非常におすすめです。
最後に山上湖の春は非常に寒いですので、防寒対策はしっかりとしてリンキンスイマー3”をお供に是非お越し下さい!それではまた!!
(タックル1)
ロッド:ACES610SULP+J "Driftin'Special"
リール:スピニング2500番
ライン:PE0.3号+リーダーフロロ1.5号
ルアー:リンキンスイマー3”(ホログラムピンク)
リグ:ジグヘッドリグ(1.3g)
(タックル2)
ロッド:LINKS70SLP+J
リール:スピニング2000番
ライン:PE0.8号+リーダーフロロ1.5号
ルアー:リンキンスイマー3”(ホログラムパープル)
リグ:ジグヘッドリグ(1.8g)