Bass Fishing記事 | ティムコ

フィールドインフォ

Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 房総エリア 里見孝司 「10月中旬の亀山ダム」

2022.10.20

房総エリア 里見孝司 「10月中旬の亀山ダム」

房総リザーバーをメインにフィールドスタッフとして活動させていただいている里見孝司です。今回は10月中旬の亀山ダム トキタボートで行われたThe Strongestに参加した模様をレポートしたいと思います。

 

この大会は亀山湖のローカルルールに加え、旧折木沢ボート桟橋跡から上流は禁止、キーパーサイズ30センチ以上の3匹の合計ウエイトで競われます。

 

雨の降る中の前日プラでは、水通しのいい岬周りの沖の表層ボイルをリンクス 63SLJを使ったステルスペッパー70Fの3.5gキャロステルスのカーブフォール、岩盤やバンク際にリンクス61SULJを使ったハッタクローラーミニの1.8gダウンショットを入れて行くと比較的イージーにキーパーサイズ以下は釣れる事は判りました。

 

20221017

 

色々なエリアを見て廻りましたが、笹川中流域の頻繁に起きるボイルをやってみる価値はありそうでしたがサイズが微妙でした。ミドルレンジのバスらしき魚探の映像は一切クチを使わず・・・。この日は比較的多くのアングラーがバスをキャッチしている所を頻繁に目撃しており、ここ最近の亀山ダムの状況を見ても違和感を感じました。

 

そして当日の天気は晴れ予報で朝一から濃霧の中、沖の表層ボイルをキャロステルスのカーブフォールで狙いますが無反応。濃霧が消え晴れ間が刺すまでは水通しのいい岬周りのミドルレンジや岩盤などをハッタクローラーミニの1.8gダウンショットで攻めるも無反応。笹川中流域まで登ると、頻繁にボイルが起こりますが日曜日と言う事もあり他のアングラーも多くポイントに入れないまま移動します。

 

お昼が過ぎ、帰着時間まで2時間を切った辺りで水温が上がり、風が吹き出したのでカバー打ちにシフト。フェンウィックPMX66CMJを使ったベイトタックルでベイトフィネスジグ5gにギル系ワームをセット。稚ギルが居るであろう崩落のウッドカバーへ入れ、直ぐに700gの1本目、その後も崩落を撃ち続け300g弱の2匹目!

 

20221017-2

 

あと1本、あと1本と帰着時間ギリギリまで撃ちましたが無念の帰着となりました。表彰式では前日のプラで感じた違和感が当たり、全体的に釣れて無い状況でローウエイト、リミットをそろえたのは1組だけと言う厳しい状況でした。その中でも1,030gで5位と言う結果でした。お立ち台の人の話の中で共通して言えることはエリアやリグは違えども秋のコロコロ変わる状況下で「今日の今」を釣っている感じがしました。

 

20221017-3

 

カバー打ちと言えばパワーフィネスと思われる方も多いかと思いますが、午前中に散々色々なアングラーに狙われる大きな崩落でも釣る事の出来るのがオフセットフックの付いたベイトフィネスジグ!付けるトレーラーの大きさによってフックサイズを任意で変える事が出来るのが特徴です。オフセットフックを使う事によって崩落など、ごちゃごちゃした所でも根掛りがし難くフックサイズも大きいのでショートバイト対策にもなります。

 

過去数々の秋のターンオーバーの気難しい時期でも釣っているセッティングになっております。コチラのセッティングは房総リザーバーではどこでも使えるセッティングです。また雨の中や濃霧の中でも一切レンズを拭く事も無く水滴が流れて行くサイトマスター・クラシコプラスのSWRレンズは雨の日や濃霧の時には必須アイテムになっております。

 

秋のコロコロ変わる様々な状況下でも今を釣る事に、今まで以上に対応出来る様にこれからも取り組んで行きたいと思います。

 


Like
フィールドインフォ:最新記事