房総リザーバーをメインフィールドに活動させて頂いている里見孝司です。今回は、春めいて来た戸面原ダムで友人主催の大会に参加して来ましたのでレポートさせて頂きます。戸面原ダムでは資源保護の為、ライブウェルの持ち込みは禁止となっておりますので、ブラックバスの長さで競うデジタルウエイイン方式になります。
朝の水温は約7度。ヘラブナ釣りの例会と重なってしまい湖面は若干狭く感じられますが、もともとヘラブナ釣りで賑わっていたフィールドなのでバス釣りをさせて頂いていると言う気持ちで近くには寄らずゆっくりと移動します。
前日の夜に雨が多少降ったのでフローティングカバーにABホッグJrの7gテキサスリグ、インレットやアカガエルが落ちて来そうな岩盤にクランキーダーター90のストップ&ゴーで潜っては浮かせてと赤ガエルが潜っては浮いて来る動きを演出。
反応が無かったので先月反応が良かったディープを見てみますが反応が薄い。ヘラブナ釣りの例会の日はバスの動きも変わってしまうので、水温が上がる日中までは我慢の釣りでした。
水温の上がった日中に明らかにディープの反応が良くなり、そのタイミングで上流に登りましたがサイトマスター・クラシコプラスで薄っすら見えた魚影にキャストし明らかにデカイ48センチ、1,570gのヘラブナをキャッチ。
上流ではヘラブナの群れや鯉の群れがいましたがバスからの反応は無く本湖に戻ります。戸面原ダムだけでは無く房総リザーバーでは崩落が多く起こっておりますので岩盤沿いには近寄らない事をおススメします。
午前中に反応の良かったディープより一段上のレンジをフェンウィック・リンクスCT60SULP+J "Critter Stick"で狙い無事に1匹目をキャッチ。
釣ったバスが吐いた物を観察する事も最近は必要だと感じております。
上位は3匹をキャッチしており朝一や水温の上がった日中のキャッチが殆どで水深も真冬の水深でした。この日は朝の内は雨予報でしたので濡れても暖かいフォックスファイヤー・クロロプレンハンドウォーマーを使用しました。
戸面原ダムは農業用水としてのダムですので3月中旬辺りから放水が始まります。水の流れが出る放水の始まりと共に戸面原ダムに春が来ますので釣りの準備を始めた方がいいかも知れません。