皆様、こんにちは。フィールドスタッフの安達です。生野銀山湖で開催された、チャプター北兵庫第5戦の模様をレポートします。
季節は9月上旬。山上湖の涼しさを期待しましたが、朝夕も暑く季節はまだまだ「夏」。気温35℃と殺人的暑さに加え、晴天無風の過酷な状況下、プラクティスで気付いた点は下記の通り。
- 確実にサマーパターン。バスはベイトを軸に動いているのではなく、低水温を求めて動いている。
- 生野銀山湖の場合、水温低下場所は「木々のオーバーハング」「ゴミ溜まり」「流入河川のインレット」「橋の下」「岩盤やガレ場」「レイダウン」。
- これら条件が一つではバスは供給されない。二つ三つ隣接している場所に多くのバスが供給される。
- 水温低下条件+居心地
このように複数の条件を満たしているエリアは、本湖で一か所、川筋で二ヵ所。用意したタックルは二つ。
【軽量ネコリグ】
(ロッド) フェンウィック・ACES53SULJ
(ライン) SUNLINE ALMIGHT 0.4号 ※リーダートルネードVハード1号
(ルアー) 3”ストレート系ワーム 1/64oz 、1/32oz
【テキサスリグ】
(ロッド) フェンウィック・ACES68CMJ
(ライン) SUNLINE Shooter 16lb
(ルアー) PDL ロコイムズ ブラックアウトクロー 3/8oz
試合が始まり、お目当ての複合エリアに到着。モーニングサービスタイム(試合開始8:00~9:00)は究極喰わせの軽量ネコリグで攻め、難しい銀山湖でキーパー10本のキャッチに成功!釣り方は、ライブスコープを用いたシューティング。基本的にフォール中にバイトが多く、早く沈め、喰わせの時間を多く稼ぎたいので、PEラインの浮力を利用しました。
その後、BIG求めて水深12mの倒木目掛けて、テキサスリグを投入。複雑な枝・幹を高感度のACESで感じながら丁寧に解しながら攻め、計三度バイトがあり、一発BIG掛けたのですが、枝に化けてサヨナラ・・・
こんな感じで三本922gフィニッシュ。若干不完全燃焼な試合でしたが、試合前半の入れ替えが功を奏し、四位入賞!
これから秋が深まります。一日の寒暖差が大きくなり、台風上陸で水位・水質とも変化します。加えて、ベイトのワカサギが高活性になり、バスの足(移動範囲)が速くなります。季節の変化を感じ、フィールドに合わせた最適タックルでバスフィッシングを楽しんで下さいね!