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Bass Fishingプロスタッフ テクナGP74シリーズ「琵琶湖の今だけでなく、未来をも見据えて

2013.03.01

テクナGP74シリーズ「琵琶湖の今だけでなく、未来をも見据えて

超軽量7フィート4インチが実現する世界観

我々プロガイドが主戦場とする琵琶湖において、ロングロッドの優位性は際立っている。ロングキャスト、フッキングストローク、スイムやリフトの幅、高さ、バスを浮かせるトルクなどアドバンテージは数知れない。7フィート4インチ前後のロッドは、琵琶湖アングラーにとっては欠かせないレングスなのだ。すでにテクナGPシリーズにおいてもTF-GP74CM-TJというディープクランクロッド、TAV-GP74CMHJ、74CHJ、74CXHJなどロングロッドが存在しており、琵琶湖では有効なロッドとしてその地位を確立している。これらのロッドがもつコンセプト、性能はこれからも主役であるのは間違いない。

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ただ一つ欠点を挙げるならば、ロングロッドゆえの重さだろう。やはりロングロッドは「太く、重い」というイメージが払拭できず(実際にもそういう部分が少なからずある)、私自身も体格に恵まれたアングラーにしか使えないような印象を持っていた。だからと言ってただ指をくわえて見過ごしてきたわけではない。優位性の確立されているロングロッドを、いかに軽快に扱えるロッドとして作り上げるか、という課題にティムコのプロガイドスタッフと開発陣は挑戦し続けてきた。フィネスガイドシステムを含め、コスメティック、グリップデザインの見直しなどを経て、完成をみたのが今回発売となるテクナGP74シリーズである。
目指すところは74(7フィート4インチ)レングスでありながら、69(6フィート9インチ)レングスの操作感である。持ち重りせず、軽快に振り抜いて、そして繊細な操作性を確保する。これらの難題を解決しながら、今の時代の琵琶湖で想定されるパターンをL、ML、M、MH、Hの5本で全てカバーできるようにアクション付けを行うことが要求された。

TAV-GP74CHJ Ver.2.0にはアラバマ系リグ、ヘビテキ、パンチング、3/4ozスピナーベイトにおいてその負荷に負けない張りの強さを。

TAV-GP74CMHJ Ver.2.0には3/8oz.リアクションジグ、3/4oz.ヘビキャロ、5/8oz.ヘビテキ、1/2oz.~5/8oz.スイミングジグなどの感度と張りと、軽快さを求めた。TAV-GP74CMJにはテキサスリグ全般、3/8oz.スイミングジグ、ノーシンカーなどキャスタビリティーと食い込みの良さを重視。TAV-GP74CMLJにはシャロークランクからディープクランクまで幅広いファーストムービングルアーに対応させた。

TAV-GP74CLJはキャロライナリグ、シャッドテールワームのノーシンカーなど新時代の琵琶湖パターンを想定しながら、バイブレーションなどの巻物にも対応させている。この5本のTAV-GP74シリーズは今の琵琶湖、そして未来の琵琶湖バスフィッシングシーンを想定したバーサタイルなロッド達だ。特定の釣り方に最適でもあり、そして、あなたが未来に発見するであろうパターンにも対応する。

今にフィットするだけでなく、未来に向けてもあなたを琵琶湖バスフィッシングをサポートするのが、新しいテクナGP74シリーズの役割なのである。

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