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長谷川 武宏

Bass Fishingプロスタッフ長谷川 武宏 野尻湖待望のLINKS-SF63SXULJが登場

2024.04.24

野尻湖待望のLINKS-SF63SXULJが登場

みなさん、ごきげんよう!いよいよ釣りの季節がやってきましたね。私のホームでもある長野県野尻湖もこの4月27日(土曜日)から解禁となります。本当に待ち遠しく思っていたアングラーさんも多いことと思います。もちろん私もその一人です(笑)。

 

さて、今シーズンは野尻湖アングラーとしてとても楽しみな事があります。そう、出るんです!LINKS-SF63SXULJというロッドです!昨年春解禁時からロッド開発の大津さんと野尻湖でもテストし、シーズン中も様々なシチュエーションで色々試してみたロッドです。私自身とても思い入れの強いロッドとなりました。

 

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このロッドですが、一言で言って本当に汎用性の高いロッドとなっています。フェンウィックのロッドは基本的に一本一本がパターン、メソッドといった釣り方に特化したものが多いのですが、このソリッドティップのロッドであるSF63SXULJは野尻湖においては、フィネス系のパターンにほぼ対応できるものと言えるでしょう。と言っても春のスプリットショットリグによるハングオフアクション中心のリアクションスプリット、そしてフラットエリアなどのディープゾーンにおいてのノーシンカーパターンに対しては、そのパターンに特化したスペシャリティーロッドとして答えてくれます。

 

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カタログにもあるようにソフトなティップを搭載しながらも、ベリーとバット付近のパワフルさによってダル感がなく、シャキッとした印象を強く持てるロッドです。私のパターンにおいては、上記のように先ずは春のスプリットショットリグ。ズル引きを基本にあえてハングさせ、さらにオフ。いわゆるハングオフのアクションでバイトを誘発させるのですが、細かいアンジュレーションを感じながらのズル引きは、感度重視のはり感だけでは成り立たず、ティップが自然に入ってくれることによってハングを成立させる、ということも重要なファクターになります。このバランス感を持ったロッドなのです。

 

繊細で柔軟なティップとシャキッとしたベリーのバランスとも言えるかと思います。そしてアフター以降のフラットエリアにおいて、ワカサギパターンとも言えるディープゾーンにおいてのノーシンカーワームの超喰わせパターンです。これはまさに究極の“ノー感じ”とも言えるもので、ティップに出るバイト感に集中するしかありません。スプリットとともにこのパターンでも最高のポテンシャルを引き出してくれることと思います。

GFs1_N9bMAA9WDV更に特筆すべきこととして、5番ガイドまでの色付きスレッドです。以前では目立つ蛍光色などがメインでしたが、今回はあえて目立ちすぎず、必要な時にさりげなく…という感じのカラーになっています。テストや昨年シーズン中、多くの時間このティップを見続けましたが、本当に集中しやすく、疲れないという経験をしました。特徴的なブルー系のスレッドです。ぜひ店頭などで手にしてみてください。本当にいい感じです!

 

野尻湖のシーズンにおいては、この2つのパターンを基本に使用していきますが、もちろんラージマウスなどにおける極細PEラインでの超ライトリグにも対応できますし、軽量ネコリグ、ダウンショットなどフィネス全般に置いて活躍してくれるロッドだと思います。お試しあれ!

 

野尻湖リグ別タックルデータ

スプリットショット(リアクションスプリット)

ロッド:LINKS-SF63SXULJ
リール:ステラC2000SHG
ライン:シーガーフロロリミテッド2.5〜3lb
シンカー:1/16ozタングステン(丸型シンカーを使用、ウキ止めゴムで固定)
フック:本流テンカラ4〜6号
ワーム:Creepy Egg 34(シングルイモ使い)

 

ノーシンカー

ロッド:LINKS-SF63SXULJ
リール:ステラC2000SHG
ライン:シーガーフロロリミテッド2.5lb
フック:本流テンカラ4号
ワーム:Creepy Egg Rubber 34(シングルイモ使い)、Single Tail Grub 5inch(テールカット)etc.

 


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