5月末からスタートしたナマズのフライフィッシング。フライをチューブフライにしたことでフッキング率が格段に上がり、ハイシーズンに向けてすべてうまくいくと思っていた。
しかし、6月中旬にナマズは全く釣れなくなってしまった。10日ほど悩み、Y君といろいろ観察した結果、ザリガニの大量発生という気づかない出来事が水中で起きていて、ナマズの食性が一時的に変わってしまったのと、コイがザリガニを求めてナマズのポジションを奪っていたことに気がついた。はたまた産卵の可能性もぬぐえない。
用水路の状況は常に変化している。ザリガニの大量発生が落ち着くと、またナマズは釣れ始めた。混乱した6月が終わり、7月になるとまた安定して釣れ始めた。
アマガエルやトノサマガエルはあちこちで跳ね、素掘りの用水路はカエル、ザリガニ、フナ、オイカワ、コイ、ナマズ等々生命感が満ち溢れている。
ある朝は数尾も釣れたりして、近所の用水路のナマズとの出会いは7月がピークなのかもしれないと思った。
さて、2尾釣れたある朝、偶然動画が撮れたのでご覧ください。お手軽な釣りなので、近くにナマズの環境がある人にはお勧めです。無理にフライキャスティングすると危ないので動画のように釣るのが狭い用水路ではお勧めです。ナマズは同じポイントでも時間で出たり、出なかったり、水量にもかなりの影響を受けるので、3回行ったら1回良い時があると思ってやるといいと思います。
【使用タックル】
ロッド:LOOPオプティK2シングル 696、LOOP Z1シングル796
リール:LOOPエボテックG4 LW6-8 、LOOPエボテックG5 LW7-9
ライン:OH&D WF-6-F、WF-7-F(先端にブレイデッドループでティペット04X直結)
フライ:自作カエルチューブフライ
近藤記