Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

Bass Fishingプロスタッフ平本 直仁 津久井湖OPEN第1戦、第2戦参戦記

2023.12.25

津久井湖OPEN第1戦、第2戦参戦記

皆様こんにちは。TIEMCOプロスタッフの平本です。暖冬?というか異常なほど暖かく12月中旬だというのに未だ冬を感じていない中、11月~3月にかけて毎月開催される冬の風物詩“津久井湖OPEN”の初戦と第2戦に出場して来ました。

 

少し前のことになるので曖昧ですが、初戦の11月。水温は16℃。ちびちゃん達が越冬に向け徐々に12m以深のディープに落ち始めていく中、大型の個体も落ちつつも10m前後がHOTなレンジだったと記憶しています。ダートパニック45ECO 3g&5gをレンジに応じて持ち替えスピーディーにチェック。

 

岩盤から誘い出し、剥がして上に上にと仕掛け、パニックモードスイッチONにし、取り合いさせながら喰わせる!とてもエキサイティングなワインド釣法。ダートパニックのオリジナル形状ワインドヘッドとピリピリテール形状のエラストマーオリジナルワームのセットが好調。簡単ではないとはいえ、キーパーは安定して獲れるところまで煮詰められていましたが、デカバスが気難しい・・・レンジ、ポジションとタイミングを捉えないと獲れない状況でした。

 

image001

 

トータル5本キャッチ。全てダートパニック45ECO。何とか1300gクラスを1発仕留めることに成功し、

 

結果 2150g/3本 7位。

 

優勝ウエイトは5,300gだったことで全く歯が立ちませんでしたが、69艇中ウエイインが36艇と半数近くがノーフィッシュだった事から厳しいコンディションの中、まずまず健闘したのかな?と思います。めちゃ悔しいけど・・・

 

とにかくダートパニック45ECOが無いとリズムが成り立たない体になってしまっている自分が怖いくらい・・・。特権でありがたくもみなさんに先んじて使わせてもらっている訳ですが、貴重なサンプルに付き、実は手持ちは各サイズ1本ずつ(1.5g/3g/5g)。特に3gと5gではそれぞれ30本以上は釣っています。それでもワームは壊れず健在。非常に経済的なセットです。

 

当然バス用設計なのでフックも最適な太さをチョイスしているのでファイトも安心。チョイ研ぎすればかなり長い事使えます。写真の通り硬くていいところにしっかり掛かることが多いので、プライヤーで外すときはフックが曲がらないようご注意ください。

 

続いて12月の第2戦。水温は11.5~12.5℃。土日とも最高気温20℃という異常な暖かさに、ほぼ無風のコンディション。暖かいとは言え初戦から徐々に冬モードに移行中。レンジも一段下がり、14mよりディープはちびちゃんが優勢。大型のホットレンジは~12mまで。岩盤+立木やスタンプなどのWOOD系、岩盤+小規模フラット、にベイトが入ってくるタイミングでフィーディングモードに入るころ合いをとらえることが何より重要。なので、ベイトが回ってくることを信じて待ち構える忍耐力の居る作戦で臨みました。

 

タコ粘り作戦はけして積極的な作戦では無いと思っていますが、デメリットばかりではなく、メリットも勿論あります。同エリア・スポットの水中を見続ける事でそのスポットの癖が見えてくる。そしてその時間を使ってさまざまなルアー(ウエイト・カラー・サイズ等)を試しながら、バスの反応を確認することができます。と言いながらダートパニック45ECOに肩入れしちゃうのですが(笑)。

 

image002

 

この日の1本目は幸先よくダートパニック45ECOでキャッチできたのですが、その後ワインドを見切るようになってきたことから、真逆に“静”を試して見たところ、バスのお気に召したようで2本キャッチ。ワームはよりナチュラルなスーパーリビングフィッシュ3inの1.3gジグヘッドにチェンジしました。

 

この日はトータル3本キャッチ出来たのですが、1本残念ながら14mの立木で掛けたので、障害物から離すために少し強引に巻き上げを行った事もあり、バスが水圧調整できず・・・エア抜き処置を行っても回復せず弱ってしまったため、命最優先でリリース。まずまずの2本をいかすために最後までやり切りましたが、リミットメイクならずでした・・・。

 

結果 2250g/2本 9位

 

流石に12月と言うこともあり、ウエイイン率は下がり69艇中29艇。優勝が3,900gで3キロあればTOP5だっただけに悔しさもありますが、リリースしたあのバスが生きてくれてさえいれば文句なしです!

 

とにかく人的&ライブスコープによるプレッシャーと、冬に移行しつつある自然環境等も重なり、なかなか厳しくなってきてはいますが、まだまだ楽しめると思いますし、何といっても、アングラーが少なくなるこれからのウインターシーズンは練習に最適!そして一本の価値がグッと高まるシーズンです。Foxfire完全装備で寒さ敵無し!どんどんフィールドに出向きましょう!自分も1月の津久井湖OPENに向けフィールドに通います!

 

【タックルデータ】

■ダートパニック45ECO

ヘッドウェイト3g: 〜10m
ヘッドウェイト5g: 10〜16m 
ロッド:fenwick LINKS-CT60SULP+J”Critter Stick”
リール:2000番クラスHiギア
ライン:TORAY ソルトライン スーパーライトPE 0.4号
リーダー:TORYA ルアーリーダー 5lb

 

■スーパーリビングフィッシュ3in +1.3g JGH

ロッド:fenwick ACES64SULJ "Mid Strolling Special"
リール:2500番ノーマルギア
ライン:TORAY ソルトライン スーパーライトPE0.4号
リーダー:TORYA ルアーリーダー 4lb

 


Like
平本 直仁:最新記事