Trout Fishing記事 | ティムコ

木部 龍夫

2018.06.29

馬瀬川のアマゴ

自分が渓流のルアーフィッシングを始めた頃、釣り雑誌に記載されていた馬瀬川のアマゴを見た時に「いつかこんな幅広アマゴを釣ってみたいな~・・・」と思っていた。それからは自宅から遠方ではあるが、1~2年に一度位の割合でアマゴを釣るために馬瀬川に通い出す。初めて馬瀬川を訪れてから数十年の月日が流れたが、清流といわれる水質の良さや緑の美しさに変化はなく、釣りをしていてとても楽しい河川である。

 

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水量が多い時は良型が爆釣する事もあり驚いたこともあったが、水量が少ない時は水の透明度が高いことが災いするのか、他の河川同様厳しい状況に陥る。今回は水位をインターネットで確認したところ平水より20cm減との事だったので、厳しい状況になることは想定していた。しかし6/23(土)が鮎の解禁日だったので、その前に馬瀬川で釣りがしたい一心で前日に釣行を決行。夜が明けると川の水位が下がっているのが確認できた。

 

シュマリ50Sを結んで、瀬に付いている活性の高いアマゴを狙うべくキャストを試みると一投目で25~27cmくらいアマゴがシュマリ50Sを追尾して来る。「ん!?今日は良い日かも・・・」と思ったのだが、数投でバイトまで持ち込んだもののバラしてしまう・・・その後9:30頃までは何の音沙汰も無くなってしまい、キャッチしたのは15cmくらいのチビアマゴ1匹のみ・・・。「こりゃヤバイ・・・」と思い、早瀬、深瀬中心の攻めから淵狙いに切り替えた。

 

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シュマリ50FSにラインを結び替えキャストしてカウントダウン・・・底を探るようリフト&フォールぎみにミノーを動かすと「ガツン!!」と確かな手ごたえがライン、ロッドを通して手に伝わって来る。上がってきたのは、体高のある見事なアマゴ! 「これだよ!これが釣りたかったんだよ~!」と自分の心の中で叫んでいた・・・。

 

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その後も淵を中心とし、トゥイッチングの振り幅を大きくしてリアクションバイトを誘発するようにすると28cm以上の体高のあるアマゴを数本キャッチする事に成功。「馬瀬川アマゴありがとう。また来るね!!」と思ったのは言うまでもない。

 

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【タックルデータ】
ロッド:エンハンサーEH58ML “River Master”
ライン:ナイロン3lb
ルアー:シュマリ50S 060HIRO-SPアユ
シュマリ50FS 195HGテネシー+
シュマリ48S  192リアルハクヤマメ
シュマリD48S 193リアルハクアユ

 


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