Trout Fishing記事 | ティムコ

木部 龍夫

2018.07.04

郡上のサツキマス

前日、馬瀬川で良い釣行をしたので、そのまま長良川の郡上地区に向かう。しかし前日の疲れから、車中で目が覚めた時は既に明るくなっていた。「ヤバイ、早くしないと鮎師が入川して来てしまう!」と思い、そそくさと着替えて河原に向かったのだが前日の疲れが脚にきておりやや不安を感じる。

 

先ずはパックンチョサイズのシュマリ50FSを選択し、ラインに結び深瀬を狙う。すると一投目で20cmくらいのニジマスが釣れた・・・しかしその後数投したのだがアタリは無い・・・。釣り下りながらポイントを下流に移して行ったその時、脚が「ズルッ」と滑ってしまい踏ん張れずにそのまま転倒し胸まで濡れてしまう。不安が的中してしまい「冷たい!!」と慌てて車まで戻り着替える始末に・・・着替え終わった頃には、続々と鮎師が入川して来て瀬の良いポイントはあっと言う間に占領されてしまう。

 

雨も降り出したので仕方なく車で移動し、釣り人のいないポイントを探すが、なかなか見当たらない。やっと釣り人のいないポイントを見つけて入川する。そこは早瀬からヒラキ、そしてガンガン瀬から大淵となっていた。

 

kibe1

 

大淵の下流対岸に餌師がいたのでガンガン瀬から釣り上がることにする。シュマリ50FSをキャストし、ロッドティップを上下させ深度を調整させながらガンガン瀬、ヒラキまで探ったが、小さなウグイとアユが掛かっただけで本命のアタリは無い。そうこうしていると早瀬の上流の対岸にも釣り人が来てしまったのでしょうがなく再び釣下ることにした。

 

ルアーをシュマリMD67Fに交換し、フローティング特有のキビキビしたアクションとミディアムディープの深度に託す。ダウンクロスにキャストし、スローリトリーブで丹念にポイントを探って数投後「ゴンッ!!」と強烈なアタリ!!首を振っているのが伝わって来る。「きたっ!!本命のアマゴだ!!」と最初は思ったが魚体が見えてくると想像以上にサイズが良い。「んっ!? サツキマス!? やった~!」エンハンサーカスタムEHC-HS72のロッドパワーに助けられ難なく取り込みに成功。

 

kibe2

 

その後数本のアマゴを追加したところで雨脚も強まり、自分の脚も限界だったので昼で納竿とした。

 

kibe3

 

サツキの写真を撮っている時に近寄って来た鮎師の「これでまた、郡上に病みつきになるね・・・」の一言を胸にしながら・・・

 

kibe4

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサーカスタムEHC-HS72
ルアー:シュマリMD67F 197HGヤマメ+

 


Like
木部 龍夫:最新記事