Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

Bass Fishing  プロスタッフ  平本 直仁   2018W.B.S.最終戦優勝!

2018.09.06

2018W.B.S.最終戦優勝!

みなさまこんにちは。TIEMCOプロスタッフ平本です!すでにご報告の通り8/25、26に行われたWBS最終戦で優勝することができました!!! ほんと長かった。ほんと獲りたかった2Dayでの優勝。やっと獲る事が出来ました。応援ありがとうございました!!!ほんとほんと色々なことがありましたが、すべてが良い方向に動き、世界の中心!になれた最高の試合でした!

 

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まずは状況から。試合前週は涼しくなり、朝晩寒いくらいの気温となり、30℃あった水温も26℃を割るくらいまで低下。水中は明らかに秋めいてきて、ヘビキャロ、ファットペッパーなど横の動きへの反応が強くなっていきました。でも試合の週になり酷暑復活!水温再上昇。28℃~30℃がベースになったことで、縦の釣りも復活の気配あり。さらには水位が上がってないのに、スーパーシャローのシェイドにもバスが入り始める等、夏に逆戻り。

 

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全体的には釣れないと聞こえてくる状況の中で、計4日のプラクティスはいい感じの仕上がり。バスへのシンクロ率は高まり、当日の風を考慮した上で、シャロー・縦スト・浚渫それぞれのバスのコンディションが見えマネジメントバッチリで自信を持って試合に臨むことができました。

 

また移動に無駄な時間を使いたくないため比較的エリアコンパクトを心掛けました。2DAYSなので、状況に応じて即切替え可能かつ、選択肢が多いのが理想。WBSはJBと比較して試合時間が長い事、出場艇数が多くないので動き回ることが可能なのでとにかく多くのスポットが必要になります。

 

スポット多しと言えど、『優勝』に照準を絞るとやはり『浚渫>縦スト>スーパーシャロー』。リスクはあれど、圧倒的破壊力は浚渫◎。プラクティスを振り返る限り、浚渫に浮く選手は限られているので、それほどバッティングは無いだろうと判断。陸っぱりとバッティング必至のスーパーシャローを野良ネズミマグナムで30分。モーニング連発の可能性のある縦ストを、レンタルボートが出てくる前に叩き、その後は浚渫ベッタリ。ど~しても1本必要な場合にはシャロー。そんなルートを頭に描きながら試合に臨みました。

 

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【初日 4,415g / 7位】

 

台風の影響によるやや荒れの中での初日。期待を込めて突っ込んだスーパーシャローの野良ネズミマグナムは残念ながら不発。縦ストは狙い通りのキロオーバー!でも続かないので即見切って浚渫へ。ピンでまさかのバッティング・・・。相手の移動を期待して近場で様子を見ていると、連発を目の当たりにすることに。こちらも負けじと1本取るもサイズに難あり・・・心折れかけた朝でした。

 

心強いパートナーの協力を得ながらなんとか積み上げリミットメイク。ホッとしたのもつかの間。これからというと言うタイミングでまさかのハプニング。ライブウェルで貴重な1本がひっくり返ってしまったので、蘇生ケアに時間を費やし大事をとって30分早く帰着。ケアの甲斐あってバスは無事でペナルティをもらうことなく検量クリア!ここでもホッとしたのはつかの間・・・。初日のTOPは6200gオーバーのビッグウェイト!それは目の前でボコボコ釣っていたアノの選手。立ち眩みしましたよ・・・。

 

そんな乱打戦の中辛うじて4,400g強。7位でまずまずのスタート。辛うじて翌日につながった事でぎりぎりメンタルを保てました。バスがデッドしていたらポッキし終わってましたね。とはいえTOPとの差1,800gという現実。おまけに自分の確信していたスポットだけに相手は更に6kg取れる可能性十二分にあり。正直大ピンチではありました。

 

でもとにかくこの試合で勝ちたいという気持ちと、それを支えるプラからの感触からまんざら逆転不可能なウェイトではないという自信もあり、目標は12kg! 7kg越えのMAXウェイトを持ち帰るのみ!と冷静?逆切れ?wな状態でもありました。

 

 

【2日目 7,295g / 1位】単日二位との差1,995g!ブッチギル!

 

迎えた二日目。風は収まり、むしろほぼ無風・・・。前日とのギャップに苦しみます。救いと言えば撃てるエリアが広がった事、各選手にとっても厳しい状況になるという事。さすがに初日TOPウェイトをたたき出した選手の邪魔をするわけにもいかず、例のスポットの事は忘れ、一発大逆転の可能性を秘めたさらにボディウォーターに近く少しでも水通しの良い浚渫に勝負を掛けました。

 

その前に懲りずに野良ネズミマグナム、縦ストをチェックしましたが残念ながらノーバイト。朝一未練を断ち切り浚渫にフォーカスできることができました!www ほぼ無風36℃といった酷暑のこの日。時間が経過するにつれ頼れるものはシェイドのみ。頭に入れた浚渫の地形からそのタイミングでできるシェイドスポットだけを狙っていきます。

 

先ずはスティープなエッジから。初日は強風の為、キャリラバ1/2oz×ピックルワームのボトムタッチを確実に感じる為にACES510CMHJを選びました。二日目は風が弱くいつも以上に繊細に転がしたかった為、ACES510CMJに組み替えました。早いタイミングで2本キャッチし少し落ち着けたものの、サイズは700g前後と狙いのサイズではなく・・・うう・・・。

 

スポットを小移動しながらなだらかな傾斜面には3/4ozヘビーキャロライナリグで凸凹の一つ一つを弾かず丁寧に転がします。一つ一つの岩のサイズ、硬さを感じながら、一番硬いキンキンの一等地をいかに探し出し、弾かず転がす事。これがとても重要です。バイト、違和感を感じたら力強くスゥィープフッキング。しっかりしたベリーからバットのパワーでむしろスゥィープフッキングがフックを深く打ち込んでくれます。トルクフルなハイテーパーデザインのGWはビッグバスでも主導権を渡しません。※キャットフィッシュでもwww。そしてこの手の釣りにはロッドの軽さが欠かせません。

 

これらのすべてをハイレベルでこなしてくれるのがfenwick GW610CMHP+Jです。3/4ozにはもう絶対コレ!ちなみに3/8oz~1/2ozであればfenwick GW68CMP+Jですね。

 

さて、そんななだらかな斜面のシェイドに奴らはいました。快進撃の一発目はこの日最大の1,700gフィッシュ。こいつがヒントをくれました。スローに転がり落したヘビキャロの先にあるワームをシェイドの中で少々ステイ。ふわふわ漂うワームをシェイドの中の沖側から壁を見ているようで、手長、ゴリなど思い込み喰うイメージ。重くなるだけのバイトもあれば、恐れることも躊躇もなくこれでもかとグイグイ持って行く奴もいました。

 

イメージはガッチリハマり、ヘビキャロで1,500g前後のキッカーを3本を含むリミットメイクに成功。この時点で10時。残り3時間。余裕をもって入替えに集中する事が出来ました。36℃ほぼ無風の酷暑でしたが全く暑さを感じることなく、お腹も減らず飲み物だけで過ごしていました。これがいわゆる『ZONE』と言う事だったのだと思っています。水中の様子がイメージできる。そんな研ぎ澄まされた感覚が宿っていました。

 

日も高くなり、2時間近く無の時間が続きました。日が真上に来ると言う事は、形成されるシェイド幅が薄くなることに気づき、更にタイトに、長時間シェイドにルアーを入れておく為キャリラバにシフト。これがまんまと的中!スタックしたキャリラバを外した瞬間にリアクションバイト!1500フィッシュの入替えに成功!薄幅シェイドの3mボトム付近でのバイト。残り30分。あと1本入れ替えれば優勝が見えてくる!更なるZONEへ。

 

キャリラバ1/2oz×ピックルワームをfenwick ACES510MCJで丁寧に転がり落とす事だけにフォーカスしていると10分後。同レンジで抑え込むバイト!1,300gは間違いない狙い通りのサイズ。パートナーにランディング体制に入ってもらい、バスを浮上させパートナーの手届くか届かないかの距離でのエラ洗いでまさかのフックオフ・・・。優勝は逃したなと落胆・・・。

 

残り20分弱。更にフォーカスするのはなかなか厳しい状況に追い込まれた5分後。またしても同様に重量感たっぷりのファイト。バスで有れば2kgオーバーのトルク!でしたがCATでした・・・orz。さすがにZONE状態も解けダメだったな、と。半ばあきらめモードではありながらも、このストレッチには必ずいる!とZONEの名残で確信は変わらず。

 

残り10分攻め切ろうと気持ちを振り絞りキャリラバ×ピックルワームに願いを込めてキープキャストを繰り返すこと数投。体が反射的にフッキングを決め、バスをいなし、パートナーにランディング依頼からのがっちりランディング!1,300gフィッシュをライブウェルに叩き込み、700gをリリースし、バスのケア最優先でそのまま帰着に向かいました。

 

リミットメイク段階からライブウェルには板氷を入れ、魔法の粉と言われているレジュベネイドを入れ、内循環リサイクル。大型魚探の使用とライブウェルの使用により、途中アクセサリー用バッテリーの電圧が心配で、何度かエンジンを掛けた状態でライブウェルの循環をおこなったりもしていました。トレーラーウェイインを待っているのは、前日の上位とAOY争いの選手のみ。新しい選手は待機していない状態。そしてほぼ全員あまりぱっと明るい顔をしていない状況に見えました。

 

12kgが優勝ラインとはおもいつつ、この日の天候はそう楽な展開ではないはず。ということを総合するとかなりいい線まで行ける事は確実。今年最高のゲーム内容であったとは言え、さすがに7.5kgは程遠いと思える想定ウェイトであることや、前回第4戦のように目測違いの例もあるのでまぁ準優勝くらいかなと。でもどんな結果になったとしても、WBS歴18年の中でやり切って出し切った過去最高の試合に悔いは無し!結果は神のみぞ知る!という思いでギャラリーの皆さんに手を振らせていただきました。

 

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でも最後は前のチームが11kgを超えてきたのを目の当たりにし、少しテンパっちゃったようで、デカいバスから取り出してしまう始末・・・プレゼンテーション能力の弱さを見せつけてしまいました・・・反省点ですwww。6kg後半がいいところか?と思っていたので、やっぱり準優勝だな?と思いながらスケールをのぞき込んでいたところ、当の本人達も驚愕の7kgオーバー!!!!7,295g!

 

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短日TOPぶっちぎりのTOPウェイト!今年最重量記録で優勝することができました!最終的には年間成績も3位まで上昇というおまけつきの結果となりました。

 

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この試合を持ちまして、2018年のWBSレギュラー戦が終了しました。年間成績3位になれたことで、クラッシック権利も獲得。あともう一試合戦えることになりましたので、タイトル獲得に向け精進いたします。応援ありがとうございました。

 

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