Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

Bass Fishingプロスタッフ平本 直仁 2023年津久井湖オープン参戦記

2023.03.15

2023年津久井湖オープン参戦記

みなさまこんにちは。TIEMCOプロスタッフの平本です。2023年は昨年に続き、広大なマッディ―シャローレイク霞ケ浦からバスボートを駆使してのトーナメントシーンと、霞ケ浦とは真逆のディープクリアリザーバー津久井湖からのレンタルボート奮闘記をみなさまにお伝えしていければと思っています。他にもできる限り色々なレイクに足を運び、思いっきりバスフィッシングを楽しみながらローカルテクニックを吸収し、みなさんにお伝えしてければと思っていますのでよろしくお願いいたします!

 

早速ではありますが、今年一発目のレポートは2023年初バス津久井湖編です。ついに?ようやく?冬期練習の成果が実り、津久井湖オープントーナメント最終戦でウェイインすることができましたのでその模様となります。

 

真冬を脱したとはいえ湖上は風が吹くとまだ寒い。春に向けて季節の変わり目と言うこともあり、レイヤリングが難しい季節です。インナーはFoxfire PDフリースフ―ディー&パンツ。アウターはストームトレーサージャケットとハイドロマスタービブで風をシャットアウト!お腹周りを温める事の大切さ。是非お試しいただきたい。日差しが強い日中はこれでも着込み過ぎな感じでもありますがジャケットを脱げば程よい感じです。

 

続いてサイトマスターに関して。いままでマッディ―シャローレイクばかりだったので、水中を気にする機会が少なかった事もあり、コントラスト弱めのイーズグリーンとライトグレーシルバーミラーで事足りていたのですが、先日のTIEMCOスタッフミーティングからブラウン系のレンズが気になり、ふと眠っていたディープブラウンを引っ張り出してみたところ、コントラスト濃淡の素晴らしさを物凄く実感(今更笑)。明るさ欲しさにラスターオレンジも気になるとこではありますが、まずはコントラスト重視で、サイトマスターの直球ど真ん中一押しのスーパーライトブラウンを導入してみようと思います。サイトマスターのレンズマトリクスはわかりやすいので一度ご覧ください。

 

前置きが長くなりましたが、試合(釣り)の集中力を高めるためには非常に重要なITEMなので紹介させていただきました。

 

3/12開催の津久井湖オープントーナメント最終戦。この大会は11月~3月の厳冬期に矢口釣具店さんを始めとした津久井湖のボート屋さんのご協力で厳冬期を盛り上げるために開催されている津久井湖ローカル最強を決めるトーナメント。冬のトーナメントなので厳しいことが前提ですが、経験値を上げるためには最高の戦場と言えます。

 

レイクコンディションは、3月に入ってからの暖かさで、水温は10℃を超えて安定してきたこともあり真冬に比べかなり水中もざわざわして来ました。シャローには鯉が、中層にはへらボールが、ボトム付近にはウグイ・ニゴイの群れが、倒木の上では亀が甲羅干し、そして瀕死のワカサギもチラホラと。2月後半くらいからワカサギの遡上に伴いバスのレンジも少しずつ上がり始め、自分の中では2~5mがホットなレンジになってきたと感じています。

 

全日のプラクティスから導き出したキーワードは

  • 水温の高いエリア
  • 流れ込み+砂利場
  • 岬の両サイド
  • シェイド

 

スーパーホバリングフィッシュ3in 0.3gネイルのホバストへのチェイスが良かったのでそれをメインに組みつつ、風対策&フォール用にはフィンズダズラー0.9gジグヘッドを。更に気分転換に用意したのは、クランキーダーダー。スローにそして時にモノに当てながら、更にはトゥイッチで仕掛ける用です。

 

試合当日エリア選択は悪くなく、朝一の一投目からホバストにチェイスがあり大興奮だったのですが、食わせきれず・・・。その後も出てくるのですが、すぐスンとなるのでバスが出てくるスポットをインプットしローテーションしました。でもどうしても最後の仕掛けが決まらず・・・。スパイス的に入れてみたジグヘッドに一瞬食いそうな気配を感じたので、カーブミドスト気味に落とし込んで誘い出してからの逃がしに切替えると正解だったようで、ラスト2時間で2B!1本は無事ネットイン。初バス&ウエインできることの喜びで思わずプチ雄叫びを上げしまいました(笑)。

 

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帰着直前にもうワンチャンス訪れたのですが、トルクフルなファイトをドラグで逃がしていたところ、一瞬油断したすきにインビジブルに突っ込まれロック・・・残念ながら獲れず・・・獲れていればの一発でした・・・そこには初バスの喜びを上回る悔しさが・・・

 

クランキーダーターもチェイスはある物の、スイッチを入れるまでには至りませんでしたが、とても可能性を感じているルアーです。いましばらく発売をお待ちください。なかなか水温が上がらない一日だったので、昼前後になり少し上がり始めた水温がプラスに転じたと思っています。

 

結果は39名出場で6名のウェイイン。結果からまだまだ厳しい状況が伺えます。そんな中での5位は素直に喜びたいと思います。反省点はある物の、最終的に戦略がハマり、冬の練習の成果が出た事で大変充実したトーナメントになりました。運営スタッフの皆さんにも感謝申し上げます。ありがとうございました。また11月開幕からお願いいたします!

 

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優勝 約3900g/3本 スーパーホバリングフィッシュ3in 0.1g ホバスト
準優勝 約2900g/2本 スイベルキャロ
3位 約2400g/1本 51cm Big Fish スーパーホバリングフィッシュ3in 0.9g ホバスト
4位 約1600g/1本  
5位 約1100g/1本 0.9g ジグヘッド

 

スーパーホバリングフィッシュ強し! な試合でした。

 

【タックルデータ】

(ホバスト)

ロッド : Fenwick LINKS61SUL Tight Shaking Special
ライン : TORAY ソルトライン スーパーライトPE 0.3号
TORAY ルアーリーダー4LB
リール : 2500番 ハイギアリール
ルアー : スーパーホバリングフィッシュ3in 0.3gネイル

 

(0.9gジグヘッド)

ロッド : Fenwick GW60SLJ
ライン : TORAY ソルトライン スーパーライトPE 0.3号
TORAY ルアーリーダー4LB
リール : 2000番 ハイギアリール
ルアー :フィンズダズラー3in

 

(クランキーダーター)

ロッド : Fenwick ACES FM-68CMJ
ライン : TORAY EXTHREAD type NS 14 LB
リール : KTF アルファスNEO
ルアー : クランキーダーター

 


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