Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2019.11.27

2019WBSクラシック

皆さん、こんにちは。TIEMCOプロスタッフの平本です。WBSクラシックに出場してきました。霞ヶ浦水系の状況は大型台風により、広大な霞ヶ浦水系が平水+1mも増水。一時はスロープが水没し使用不能になるほどでした。ですが、連日の水門操作により大会当日までに水位は70~80cm下がり、試合は無事開催されました。エリアは北浦を含む全域ですが、そもそも広大なうえに増水によって更に広大に・・・。また他団体のトーナメントも数多く開催されたことからバッティングを避ける意味でも本湖を選択しました。

 

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一部を除き霞ヶ浦全域が白濁し、水温の低下によってフィールドコンディションは鬼タフ化。この白濁はその昔の浚渫による白濁ではないか等々、所説あるのですが、桜川河口の浚渫により水の流れ(通り)が良くなった状況に一気に想定外の雨水が上流から流入したことにより、桜川全域に堆積していた大量のヘドロが一気に押し流されたからではないか?と言うのが個人的には有力だと思っています。そうでなければあれほど全域かつ長期間に渡って濁るとは考えられません。実際、東浦、花室川などの水は奇麗でしたのでうなずける内容です。

 

プラクティス時の状況は通常+20cm強の水位。増水=シャローがセオリー。でも一気に70cm減水したのも事実。どのようなコンディションがを確認するためにまずはシャローから徹底的にチェックしました。まだ水温は18度前後あるのでそこまで水温低下を気にする状況では無いと考え、野良ネズミ、チャグペッパーRS(プロトポッパー)、スイムジグ、テキサスリグと表層、横の動き、縦フォールとあらゆるアプローチを試みましたが葦際に落としたテキサスリグの1バイトのみ。バスは広範囲に散っているとも思えず、やはり濁りを嫌って物にタイトなのか?と状況分析を試みてはみるものの、延々流してのワンチャンのみではさすがに心決まらず・・・。

 

結局、水位がそれだけ下がっているのであれば沖に出ている可能性も十分にあると考え浚渫の壁をチェックしてみました。その濁りからバスは壁ベッタリであろうとイメージして探ると、短時間でバスらしきバイトが数回あったことから、試合当日はコンフィデンスのある浚渫をやり切って3本のキロアップを狙う戦略に賭ける事にしました。

 

例年の秋であれば、キャリラバ、ヘビキャロ、ディープクランクが三種の神器。しかし、今回は異常なまでに白濁した水の色から、リアクションで口を使わせる事を優先して一押しはキャリラバ1/2oz&ゲーリーピックルワーム。カラーもバスから見えやすくするためにブラック系のみを選択。また浚渫上フラットが20cm増水していることから、音で引っ張るべく久しぶりにバイブレーションプラグを用意しました。

 

■キャリラバ 1/2oz × ゲーリーピックルワーム
Fenwick ACES510CMJ
KTF ABU REVO KAHEN NEO
TORAY SEABASS PE デイタイム 2号
TORAY エクスレッド 14ポンド(リーダー)

■バイブレーション
Fenwick ACES-FM68CMLJ Fast Moving Special
TORAY ランバトル 15ポンド

 

トーナメント初日

 

一日浚渫をやり切りましたが、なんとまさかの完全試合!痺れ打ちのめされました。

 

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トーナメント二日目

 

でも自分は浚渫バカ。全体的にローウェイトだった初日のレイクコンディションから、まだ浚渫ドリームを捨てきれず・・・。そしてまたしても浚渫に来い!と言わんばかりの穏やかな予報。でもさすがに何とかしなければと作戦変更。コンパクトなエリアで、奥行きの無い葦、ブッシュ、縦ストの有るエリアから回り、状況を再確認する事に。タックルは葦にもブッシュにもフィネスにアプローチ可能なネコリグのパワーフィネスを軸に、ビフテキ7gで少し早めのストレートフォールを織り交ぜしっかり撃つ戦略で挑むことに。

 

■ネコリグパワーフィネス
Fenwick ACES68SMLP+J
TORAY ルアーPE 1.5号
TORAY ルアーリーダー16ポンド
5インチストレートタイプワーム
2.7gネイルシンカー

■7gビフテキ
Fenwick GW610CMHP+J
KTF ABU REVO KAHEN NEO
TORAY フロロカーボン プロトタイプ  13ポンド
ゲーリー フラッピンホグ Jr.

 

先ずは、南岸浚渫を横目に葦奥行きが深くないシャローへ直行しました。パワーポールを撃ち気配を消しながらとにかく「丁寧」を心掛け撃ち始め、早々にワンバイト!しかし、痛恨のミス…。気持ちを切り替え、正解に近づいていると信じ我慢して撃ち続けるもノーバイト…。我慢も限界に浚渫へwww。

 

昨日と比較し水質が少々よくなったように見えましたが、ベイトの反応が昨日以上に薄くノー感じ。連日ノーフィッシュの恐怖がちらつき始めたため、再びシャローへwww。開始早々に狙いのブッシュへパワーフィネスでアプローチして貴重な一本をキャッチ。ジャストキーパーでしたが、ノーフィッシュからの解放で笑いが止まりませんでしたwww。と言う事は、とブッシュのランガンを開始しましたが、時すでに遅し。回れるブッシュの数は多くなくその後追加とはなりませんでした。

 

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優勝はシャローブッシュを攻略した根っからのシャローマン。悔しいことにまったく歯が立ちませんでした。2019年最後の試合がなんとも言えない屈辱感いっぱいの内容で終わってしまいました。ですが、一方で今後の課題も浮き彫りになりました。確かにここ数年は浚渫ラブで沖の人でしたが、実は昔はシャローしか撃てない人でした。TIEMCOさんにサポート頂いたときはシャローマンを認めてもらっての声掛けでしたからwww。

 

ですが、今ではそれを人に話すと良く驚かれます。それはそれで嬉しい事ではありますが、いかなる状においてもしっかり状況を読み釣ってくることがエライ世界。シャローを見直し、浚渫・インビジブルとのミックス戦略ができる選手に成長できるよう努力していきたいと思います。

 

WBSプロクラッシックをもって2019年のWBS/JB霞プロシリーズが終わりました。

 

WBS 年間4位 最高成績:準優勝

JB霞 年間4位 最高成績:準優勝

 

と綺麗にまとまったような?今一つ詰めが甘いような?なんとも言えない結果でした。今年最後のプロ戦であるWBSプロクラッシックが今年一番悔しい試合になってしまいましたが、それが良かったと思えるよう、この悔しさを忘れずに更なる高みを目指していきます!まだ釣りにはいきますが、一先ず2019年プロ戦の応援有難うございました!

 


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