フィールドインフォ：岡山Part53　塩見友広　番外編「ニューヨーク州釣行ツアー４日目」

2018.06.13

岡山Part53　塩見友広　番外編「ニューヨーク州釣行ツアー４日目」

Part53番外編ニューヨーク州釣行ツアーに続いて４日目はシャトークア湖への釣行です。

シャトークア湖はバファロー市より車で南西へ約1時間30分ほど走った所へある面積53km²ほどの湖です。（八郎潟：27.75km²の約1.9倍）

エリー湖の南東側に面しており、湖岸周辺は緑豊かな別荘地のような雰囲気でボートドッグや桟橋が数多く見うけられます。なだらかなバンクからそのまま水中へ落ち込むような地形でシャローは遠浅（橋より北側の雰囲気）。水質はタンニン色素が入ったような薄いブラウン色のようなクリアーなエリアと、ラージ種が好みそうな少し土濁りが入ったような茶褐色なエリアが混在しています。ちぎれウィードが多い事から、最盛期にはシャロー側は水草で蓋われるのだろうなと予想が出来る湖。

まず向かったのは、バンクから張り出たインレットが絡むサンドバー沖のフラットを巻物でチェックして回り…ウィードエッジからウィードフラット側のボート桟橋やブイ周りを流すとイエローパーチが群れで追ってきてバイトしてくれたり。

綺麗な薄グリーン掛かった虹色のパイクなど。

何処に行ってもウィードがある湖には多種多様な魚を寄せ育ててくれます。しかし本命のバスが釣れないのと風が強くなって来たので、流入河川の小規模水路へラージを釣りに移動。

水路内は前日からの纏まった雨によって強めの濁りが入ってましたが、釣りをしていて整備された民家？別荘？の綺麗な裏庭やボート小屋の中をジグで打って釣ってゆく。何とも変わった雰囲気の中を上流へ向け流して行きます。

ショートスタンスで細かくジグを打って行くとバイト！から一気に引抜こうとボート際まできて…　ナチュラルリリース。さらに細かく打って行くと…バンクからのスイミングでバイト！今度は丁寧にハンドランディングしてポットベリーなラージをキャッチ出来ました！

アメリカぽい雰囲気のいい場所でのベストな体形のラージが釣れてくれる気持ちがいいところです。ウシオ氏にも１本追加となって水路を後にして移動。気になる風裏側のシャローを流して行くと、所々で白抜けしたスモールのネストらしき箇所が見えました。ほとんどが抜けている事からスモールの状況としてはアフターになっているのだと判断。沖の何かに着いたアフターを釣って行く事も思いましたが、風も強く断念…。

とりあえずシャローの桟橋やボートドックの縦ストと、その奥のシャローフラットを「テクナPMX TPMX66CLP+Jのチャターベイト3/8+リンキンシャッド」で巻いて行くとポロポロと良型のスモールが釣れてくれました。